更新:アヌティン・チャーンウィーラクーン首相は8日深夜、公式な当選者数はまだ確定していないとしつつも、各地からの情報を総合すると、総選挙で下院議員の獲得議席数において、ブームジャイタイ党が首位に立つ可能性が高いとの見方を示し、勝利を宣言した。
【タイ】タイで下院総選挙が2月8日に実施され、午後5時に投票が締め切られた。各投票所では直ちに開票作業が始まり、選挙管理委員会(EC)の午後11時50分時点の途中経過発表ではプームジャイタイ党がが200席弱を確保した。
獲得議席数は、アヌティン・チャーンウィーラクーン首相が率いるプームジャイタイ党が197議席で最多となり、若手リベラルのナタポン・ルアンパンヤーウット氏が党首のプラチャーチョン党が112議席、タクシン・チナワット元首相が実質的に支配するプアタイ党が78議席、ナルモン・ピンヨーンシンワット教育相が党首を務め、タマナット・プロムパオ副首相兼農相が合流したクラータム党が57議席と続いている。
プームジャイタイ党は地方分権や実利重視の政策を掲げ、地方有力者を基盤に勢力を拡大してきた中道政党で、前政権でも連立の中核を担った。プアタイ党は北部・東北部を中心に強い支持基盤を持ち、社会福祉や経済刺激策を前面に打ち出していた。プラチャーチョン党は前評判ほど伸びていないが、プアタイ党に大差をつけた。クラータム党は治安や国家秩序を重視する保守系の中小政党で、連立交渉での動向が注目される。
現時点で公表されている数字は開票途中の速報値であり、比例代表や接戦区の集計が進むにつれて変動する可能性がある。選管は、正式な結果の認定には数週間を要する可能性があるとしており、最終的な議席配分は今後の公式発表で確認する必要がある。
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