タクシン元首相の「電気代引き下げ」発言は選挙違反? ペートーンターン首相は言葉を継ぐ 

【タイ】タクシン・チナワット元首相が1月5日の北部チェンラーイ県行政機構(オー・ボー・チョー)機構長選挙の応援演説で、一般家庭向け電気代の引き下げに触れたことが問題視されている。「現在の電気代1ユニット当たり4.15バーツを3.70バーツまで下げる」という発言に対し、一部から「有権者への利益誘導で選挙違反に値する」といった非難の声が挙がった。選挙管理委員会は、「発言内容を精査する必要がある」と述べるにとどめている。

 これに対し、ペートーンターン・チナワット首相は7日、父親の言葉を継ぐ形で「不要な費用を削減する」とし、関係機関と電気代引き下げの協議に入ると発言した。タイの一部メディアは、「民間セクターは電気引き下げへの動きを歓迎している」と報道している。

 タクシン元首相は同日の応援演説で、黒人差別と捉えられる発言もしており、矢面に立っていた。

チェンラーイ県で応援演説するタクシン元首相 写真:プアタイ党フェイスブック

タクシン元首相が黒人差別発言 ペートーンターン首相が火消し

関連記事

  1. 日タイ男子バレーボール大会2日目、大阪ブルテオン勝利「SV.LEAGUE WORLD TOUR 2025 IN THAILAND」

  2. 日タイ男子バレーボール大会開幕、日本勢が初日2勝「SV.LEAGUE WORLD TOUR 2025 IN THAILAND」

  3. 日タイ男子バレーボールの強豪チーム、バンコク日本博で記者会見 SV.LEAGUE WORLD TOUR 2025 IN THAILAND

ページ上部へ戻る