カオヤイ国立公園で森林火災続く 密猟の空薬莢が火元か

【タイ】世界自然遺産に登録されているカオヤイ国立公園で、1月3日から1週間ほど森林火災が続いている。火災が起きているのは東北部ナコーン・ラーチャシーマー県パークチョーン郡方面で、10日時点で1700ライ(272平方キロメートル相当)に広がっている。地元消防、地元行政、陸軍などによる消火活動が連日続いており、もう1、2日で鎮火できるもよう。

 タイの一部メディアによると、火元は密猟者が落としていった空薬莢の疑いがある。熱を持った空薬莢が枯れ葉や枯れ草を発火させ、乾燥と強風で燃え広がったと見られている。

 カオヤイ国立公園は東北部ナコーン・ラーチャシーマー県、東部プラーチーンブリー県、中部ナコーン・ナーヨック県、同サラブリー県の4県にまたがり、「ドン・パヤーイェン‐カオ・ヤイ森林群 自然遺産 / 2005」としてユネスコの世界遺産に指定されている。

写真:Fire & Rescue Thailand

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