【タイ】タイの複数メディアが報じるところによると、政府はデータセンターの冷却設備から排出される排水の再利用を義務付ける、新たな規制の導入を検討している。冷却塔から排出される排水の月間排出量の80%以上を処理したうえで再利用することを求める内容で、11月27日に開かれるデータセンター委員会で審議される。
規制案は1979年建築管理法に基づく内務省の省令として制定される見通しで、官報掲載から180日後に施行される。政府はデータセンター事業を国家戦略上の重要産業と位置付けており、事業拡大に対応した安全・環境基準の整備を進めている。
事業者は冷却塔から排出される排水(ブローダウン水)を回収・処理し、その月間排出量の80%以上を冷却設備の補給水として再利用しなければならない。冷却設備内で循環利用している水、再処理した水、外部から供給された水は再利用率の算定対象に含まれない。
再利用しない排水については、天然資源環境省が定める排水基準を満たす必要があり、基準を満たせない場合は認可を受けた処理事業者に委託しなければならない。基準を満たさない排水の放流や、排水を清水で希釈して排出する行為は禁止される。事業者には流量計の設置や、水収支、水質、汚染負荷に関する月次報告書の作成も求められる。


























