【タイ】タイ港湾公社(PAT)は、バンコク港に新たな貨物取り扱い施設を開設した。内航船で運ばれる輸入貨物の処理を迅速化し、物流コストの削減や港内の混雑緩和を図る。
新施設は、倉庫8・9号付近のおよそ2万2000平方メートルの敷地に整備され、東部レームチャバン深海港などから内航船で運ばれるLCL(混載)貨物の輸入処理を担う。従来は内航船とフィーダー船が同じエリアを使用していたため遅延が生じやすかったが、今後は新施設によって作業動線を分離できる。港内道路2号線に直結して隣接するコンテナヤードとも近接しているため、内航船で到着したコンテナを接岸後すぐに開封・仕分けできるという。
LCL貨物は、複数の輸入業者の荷物を1本のコンテナにまとめて輸送する方式で、到着後は仕分け、検査、保管、配送が必要となる。新施設の開設で内航ルートの貨物流動が改善し、コンテナ回転率の向上や船社・物流事業者の運営コスト削減が期待される。
タイ運輸省は、道路交通の負荷軽減やエネルギー効率向上につながる水上輸送の促進という方針を示している。PATは今後も、港湾設備や管理システムの高度化を進め、物流ネットワークの強化を図っていくとしている。
写真:タイ港湾公社(PAT)フェイスブックより

























