【タイ】バンコク首都警察および食品医薬品局(FDA)は9月14日、都内プラウェート区の未登記工場を摘発し、中国人経営者を含む12人を逮捕した。医療用の亜酸化窒素(笑気ガス)を無許可で大量に充填し、全国の娯楽施設向けに販売していた。
工場からは販売用ガス容器1652本、空容器4200本、N2Oタンク、充填機器、36トン積載のガストレーラー2台などが押収された。中国人3人が指示役で、うち1人は逃走した。ミャンマー人作業員がガスを充填し、私設配送網を使ってバンコク都内、南部プーケット、スラーターニー県パンガン島、ソンクラー県ハジャイ郡などの娯楽施設に、1リットル1000バーツ(5000円相当)で出荷していた。客が風船に詰めて吸引する用途が中心だったという。
FDAは、笑気ガスを娯楽目的で吸引すると酸素欠乏による意識障害や神経障害を引き起こし、死亡例につながる危険があるとして強く警告している。笑気ガスの製造や販売を見かけた場合は、ホットライン「1556」に通報するよう呼び掛けている。
写真:POLICE News Varieties






























