【タイ】中部ナコーン・パトム県の王室寺院「ワット・ライキン」で住職を務めていた当時の著名僧侶「プラ・タンマ・ワチラーヌワット(通称:ティット・イエム)」が4月21日、寺院資金20億バーツ(100億円相当)を横領したとして懲役50年を言い渡された。事件が発覚した当時は3億バーツの使い込みと報じられていたが、その後の捜査の過程で横領額が大幅に膨らんでいたことが判明した。
中央汚職不正刑事事件裁判所が、ティット・イエムを国家公務員としての職権乱用と横領の罪で有罪とした。ほか、一般人1人、元僧侶1人、元海軍兵士とその妻の計4人を共犯者とし、それぞれ懲役8年を言い渡された。4人は控訴する意向を示しているという。
捜査の結果、ティット・イエムは寺院口座から個人口座に多額の資金を移し、さらに共犯者の口座にも送金していたことが判明した。資金の一部はオンライン賭博に使われていたという。
私服刑事による8カ月間の捜査で疑惑が明るみとなった。ティット・イエムは昨年5月15日に出頭して同日中に還俗、2日後に勾留された。
























