【タイ】フランス系リゾート運営大手のクラブメッドは、タイ南部のサムイ島で新たなビーチリゾートを開発する。タイの複合企業セントラル・グループの投資部門であるCentral Group Capitalとホテルマネジメント契約(HMA)を結んだもので、2028年後半の開業を見込む。
クラブメッドがタイでリゾートを展開するのは、1985年開業のプーケットに続き2拠点目となる。新施設は、同社の最上位ブランド「エクスクルーシブ・コレクション」としてはタイ初で、東アジア・南アジア・太平洋地域では3施設目にあたる。
今回の開発は、観光需要の回復を見据えたCentral Group Capitalの投資戦略の一環。同社は2023年に総額100億バーツ規模のファンドを組成し、ホスピタリティ分野への投資を進めている。サムイ島北部の海岸に位置する既存物件を取得して再開発する計画で、クラブメッドとの協業により国際的な滞在需要の取り込みを狙う。
新リゾートは全303室を備え、200メートル超のプライベートビーチを活用したスポーツやアクティビティを提供する。再開発では客室の拡張や共用部の改装、新たなダイニングコンセプトの導入を進めるほか、年齢別のキッズクラブや家族向けプログラム「アメージングファミリー」など、同社が各地で展開するサービスを導入する。デザインにはタイの伝統文化や島の自然を取り入れるという。
発表は北海道のクラブメッド・キロロ ピークで行われ、クラブメッドのステファン・マケールCEOや ESAP(東アジア・南アジア・太平洋)地域CEO のレイチェル・ハーディング氏、Central Group Capital のソラウィット・チャイロイ氏が出席した。マケール氏は、サムイ島での開発が同社の国際展開拡大に向けた重要な案件だと述べ、持続可能な観光開発にも取り組む姿勢を示した。
開業に向けた工事は今後本格化し、予約開始時期は開業が近づき次第公表される予定。
























