新事業「バンコク・ストリート・アート」にすでに落書き、ただちに修復

【タイ】チャチャート・シッティパン・バンコク都知事は10月8日、副知事やバーンラック区長らとともにジャルンクルン通りソイ30を訪れ、落書き被害を受けた壁画(ストリートアート)の修復作業を行う芸術家を応援した。壁画は9月27日に何者かによってスプレーで汚されていた。

 修復作業には、フランス大使やバーンラック警察署員が立ち会った。バーンラック区職員やボランティアも鉄柵や照明を設置するなど支援した。

 ジャルンクルン通りソイ30の壁画は、フランスをはじめとする複数のヨーロッパの大使館が共同で進めるストリートアート、「Krung Thep Creative Streets」事業の一環。世界各国のアーティスト15人が15カ所に作品を描いたものの一つ。被害を受けた後、フランス大使館が中心となり、作家とチームを再び招いて修復作業が行われた。

 バンコク都庁(BMA)は都民に対し、公有地・私有地に関わらず壁や門などへの落書きやスプレー行為を行わないよう呼びかけている。違反した場合は3年以下の懲役または6万バーツ以下の罰金またはその両方が科される。落書きや公共物の破壊行為を見かけた場合は、BMAのLINE公式アカウント「@Traffyfondue」または所轄の警察に通報するよう求めている。

バンコク都庁がストリートアート推進 「アーティストと壁をつなぎます」

写真:バンコク都庁(BMA)

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