【タイ】東部チョンブリー県シラチャー郡のカオキオ・オープン動物園で誕生し、その可愛らしさから熱狂的な人気を集めたミニカバ(コビトカバ)の子ども「ムーデン」が7月10日、1歳を迎えた。タイは10日が三宝節、11日が雨安居入りで共に祝日、週末を含めて四連休が始まっており、カオキオ・オープン動物園では、ムーデンの写真展、マスコットパレード、公式グッズ販売、子ども向けアクティビティなど、ムーデンの誕生日を祝うイベントが催されている。
ミニカバは絶滅危惧種に指定され、国際自然保護連合(IUCN)による推定で、原産地の西アフリカ地域での生息数は2500~3000頭。寿命は30~50年だという。
ムーデンは本来、豚肉から作る「肉団子」のことで、誕生後の見た目が似ていたことから、その名が付けられた。タイには「ムーデーン」という食べ物もあり、こちらはいわゆるチャーシュー。
誕生後しばらく経って公開され、国内外で瞬く間に人気を集めて「一世を風靡」した。3カ月経った10月13日のラマ9世記念日に伴う三連休では、初日の13日に1万4千人の来場者を超え、過去最多を記録。来場者の多さから、ムーデンの見学は5分当たり50人に制限された。
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ムーデン飼育員のขาหมู แอนด์เดอะแก๊งkhamoo.andthegangフェイスブックより