タイ産シングルモルト、東京ウイスキー&スピリッツコンペで最優秀蒸留所賞

【タイ・日本】酒類の輸入販売などを手がける三陽物産(本社:大阪府大阪市)は、同社が取り扱うタイのウイスキーブランド「PRAKAAN(プラカーン)」を製造するプラカーン蒸留所が、東京ウイスキー&スピリッツコンペティション(TWSC)2026で「ベスト・タイ・ディスティラリー」を受賞したと発表した。同賞は1年間で最も評価されたタイの蒸留所に贈られる。

 プラカーン蒸留所は、タイ最大級の総合飲料メーカー「タイ・ビバレッジ」グループが北部カムペーンペット県で運営する蒸留所で、タイ初の本格的なプレミアム・シングルモルトウイスキーを製造している。スコットランドの伝統的な製法を基盤としつつ、平均気温32度の熱帯気候を生かした地下熟成システムを採用し、温度と湿度を一定に保つ環境で原酒を熟成させている点が特徴だという。

 ブランド名は、蒸留所が位置する歴史都市カムペーンペットの城壁「ダイヤモンドの壁」に由来。地下水脈を通じて濾過された湧水や周辺の自然環境が、ウイスキーの個性を形づくるとされる。熟成年数ではなく原酒の成熟度を重視し、ブレンダーが最適と判断した時点でボトリングする方針を掲げている。

 主力商品は「トリブラ(Tribura)シリーズ」で、ハウススタイルの「セレクトカスク」、スモーキーフレーバーの「ピーテッドモルト」、バーボン樽とシェリー樽で熟成した「ダブルカスク」の3種類を展開する。

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