【タイ・ラオス】タイ東北部ブンカーン県で、タイとラオスを結ぶ「第5タイ・ラオス友好橋」が12月25日、正式に開通する。およそ5年の工事を経て、2020年半ばに着工、今年6月6日に完成していた。
友好橋はメコン河に架かり、ブンカーン県とラオス・ボーリカムサイ県を結ぶ。全長1.35キロの2車線構造で、タイ側の国道212号線とラオス側の国道13号線を接続し、大メコン圏(GMS)における主要な交通回廊を形成する。
事業費は橋梁本体、道路網、国境施設を含め総額39億3000万バーツ(200億円相当)。タイが26億3000万バーツを拠出し、ラオスは(タイ政府監督下の)近隣諸国経済開発協力機関(NEDA)からの13億バーツの融資で負担した。
橋はプレストレストコンクリート製の箱桁橋で、斜張橋に近い構造を採用し、耐久性を重視した設計となっている。ラオス入国時の通行料金は、乗用車が50バーツ、バンが100バーツ、大型トラックは最大500バーツ。
●「第5タイ・ラオス友好橋」12月開通、タイ側は東北部ブンカーン県
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写真:The Laotian Timesフェイスブックより



















