【タイ】タイ国立開発行政研究院(NIDA)がバンコク都で実施した政治動向に関する世論調査で、首相にふさわしい政治家は「いない」と考える有権者が最も多いことが分かった。調査は12月15日から18日にかけて、都内50区の18歳以上の有権者を対象に電話で行われ、2000人から得た回答結果が12月21日に発表された。
調査によると、「現時点で首相にふさわしい人物」を尋ねた質問では、「適任者が見当たらない」との回答が47.25%で最多となった。以下、
・ナタポン・ルアンパンヤーウット(プラチャーチョン党党首):16.95%
・アヌティン・チャーンウィーラクーン(現首相、プームジャイタイ党党首):10.90%
・アピシット・ウェーチャチーワ(民主党党首):9.00%
・ランシー・キティヤーンサップ(経済党党首):2.75%
・ジュラパン・アモーンウィワット(プアタイ党党首)2.25%
・スダーラット・ケーユラーパン(タイ・サーンタイ(タイ建設)党党首):2.15%
など。無回答・関心なしは0.20%だった。
「現在支持する政党」という質問でも、「支持政党なし」との回答が40.20%で最も多かった。次いでプラチャーチョン党が26.25%、プームジャイタイ党が10.05%、民主党が9.55%、プアタイ党が6.85%などとなった。無回答は0.10%だった。
タイの下院選は現時点で2月8日の予定。



















