ユアサ商事、タイ新社屋が環境認証「LEED GOLD」を取得

【タイ】機械・建材などを扱う専門商社のユアサ商事(本社:東京都千代田区)は、バンコク都内に建設した現地法人ユアサトレーディング(タイランド)の新社屋が、国際的な環境性能認証「LEED GOLD」を取得したと発表した。

 同社は成長戦略の柱に「グリーン事業」を掲げており、新社屋はその一環として2024年12月に稼働を開始。建設段階から高効率空調設備や太陽光発電システム、節水型トイレなどを導入し、自社が取り扱う環境配慮型製品を積極的に採用した。これらの取り組みが、エネルギー効率や水利用効率、公共交通機関へのアクセス性、災害対応設計などの面で高く評価された。

 LEEDは米国グリーンビルディング協会が運営する国際的な認証制度で、新築建物の環境性能を総合的に審査する。ユアサ商事の新社屋は「LEED V4 BD+C New Construction」の区分で認証を受けた。

 同社は今回の取得を契機に、タイ拠点を東南アジアにおけるモデルケース兼ショールームと位置づけ、域内での環境関連事業を一層拡大させる方針だ。

■会社概要
ユアサ商事株式会社|YUASA TRADING CO., LTD.
https://www.yuasa.co.jp/
所在地 :東京都千代田区神田美土代町7番地
代表者 :代表取締役社長 田村 博之
設立 :1919年6月25日
事業内容:産業機器、工業機械、住設・管材・空調、建築・エクステリア、 建設機械、エネルギー
その他分野に関する製品販売やサービス提供

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