5月ですでに致命的渋滞、バーンナー・トラート通り冠水

【タイ】首都バンコクと東部の工業地帯をつなぐ、タイ経済の動脈と評されるバーンナー・トラート通りで5月17日夕方から夜半にかけて、数十キロ・数時間に及ぶ渋滞が発生した。同日1日中降り続いた雨で道路が冠水したことが理由。

 降雨で冠水した道路が、東部一帯からバンコクに戻る帰宅ラッシュをさらに悪化させた。バンコク近郊サムット・プラーカーン県バーンプリー郡内のバーンナー・トラート通り19キロ地点を中心に、数十キロに及んだ。同地域は、東部に工場を構える日系企業のバンコク事務所が多く存在する。

 タイの複数メディアの報道によると、水に浸かって故障する車が続出。路線バスの乗客は諦めて降車して冠水した道路を自分で歩き始め、運転を続けるしかないドライバーの1人は「夕方5時から午後10時まで渋滞から抜け出せなかった」と話したという。

 タイは5月15日に雨期入りしたばかり。降雨による渋滞は例年、雨期終盤の10月に向かうに従って悪化するが、今年は雨期入り前から渋滞が多く報じられている。

写真:เอิท 우성 – 寓曐 – วูซอง ดวงดาวที่มีชิวิต

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