13)茎が食用か否かが「ハス」と「スイレン」の違い?

和名:ハス(蓮)
英名:Orchid
泰名:บัวหลวง ブア・ルアン

和名:スイレン(睡蓮)
英名:Water Lily
泰名:ดอกบัวสาย ブア・サーイ

 タイ人はたいてい、ハスもスイレンも「ブア」と呼んで厳密に区別しない。日本人は、漢字で書けば同じ「蓮」なのに、はっきりと区別する。もっとも、タイに長くて泰名を知る日本人は、スイレンでもハスと呼ぶ人が少なくない。

 ハスとスイレンはすぐに見分けがつくが、タイ人の分け方は日本人にとって意外。ハスは「茎が固くて食べられない」、スイレンは「茎が柔かくて食べられる」。スイレンの泰名であるブア・サーイの「サーイ=茎」で、タイ料理の食材となっている。その一方で、実が食用なのはハスの方。戦前~戦後の時代に生まれた日本人は、「日本だって昔はハスの実をさんざん食べた」と懐かしむ。もう一つ、タイにもレンコン(蓮根)があり、やはりハス。

 仏像に捧げられる花もハスの方。

北部チェンマイ県の少数民族リス族の村に咲いていたハスの花。

アユッタヤー(アユタヤ)県の寝釈迦仏の前に添えられたハス。

バンコク都内の道路わきに咲いていたスイレン。

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