北部からの2つの川、ヨム川とナーン川が並行して流れる県。肥沃な大地が広がることから、1,000年以上の昔に農業が始まり、スコータイ、アユッタヤー(アユタヤ)、現チャックリー(ラッタナーコーシン)と、いずれの王朝で主要都市として栄えた。ピジット市内には旧市街が残り、アユッタヤー時代の遺跡も有名。
ピジットの顔となるのがワニ。バンコク近郊のサムット・プラーカーン県や、ピジット県に接するナコーン・サワン県でも有名だが、タイでワニといえばピジット。県内いたるところにワニの像が並ぶ。後ろの2本脚で立ってあいさつする像の姿は微笑ましい。ただ、川や運河が多いことから、雨期で河川が氾濫するとワニ園からワニが流れ出し、町中で目撃されるという珍事件が続発する。
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人口: 52万9,000人(2021年、内務省地方自治振興局)
面積:4,531平方キロメートル(エネルギー省)
距離:バンコクから344キロ(タイ道路協会)
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