Secondary School(中等教育学校)「TRAILL INTERNATIONAL SCHOOL」

中等教育学校
セカンダリー・カリキュラム

 トレイルでは、さまざまな年齢、さまざまな教育的や文化的な背景、さまざまな英語スキルや経験を備え持った子どもたちが入学してきます。能力レベルもさまざまです。母国の教育に戻ったり世界各国のインター校に転校していったりすることもあれば、無事に卒業してカレッジや大学に進学していくこともあります。そのため、幅広い需要に対応できる柔軟性と、どの国の教育システムにも対応できる厳しさを兼ね備えたカリキュラムを採用しています。

 当校のカリキュラムは英国式カリキュラムを改良したもので、(日本の高2にあたる) 11年生を終了後、ケンブリッジ大学国際中等教育修了証(International General Certificate of Secondary Education)の試験に備えるための2年間のプログラムに入ります。その後さらに、13年生の終了時にケンブリッジ教育上級検定試験(Cambridge Advanced Certificate in Education)の受験を目指します。

IGCSE(International General Certificate of Secondary Education)についてはこちらをクリック(英語ページ)

特徴

 年齢や性別、適性や能力、文化的・宗教的背景にかかわらず、全ての子どもがさまざまな学習経験を通じて幅広いかつ厳格なカリキュラムをこなせるよう、指導していきます。子どもたちが表面的な知識にとどまらず、その理解度も深めることができるよう学習を進めていくことで、各分野の学習関連性を十分に発展させることができるよう、カリキュラムのバランスをとっています。

 トレイルは、知識や技能の習得、概念的理解の発展において、進歩性と継続性を重視しています。子どもたちが学習単位や教育システムをステップアップさせる際にも、これらの資質を強化させてより伸ばしていくことを重要とみなしています。

 私たちは、開発計画や「スキーム・オブ・ワーク」を通して、カリキュラム実施の成功基準を定めています。毎年、徹底した一貫性のある評価を行い、そのつどトレイル自らのカリキュラムを見直しています。その評価方針が、「プライマリー・フェーズ」から「セカンダリー・フェーズ」に進む際にシームレスに維持されるよう、努力しています。子どもたちへの定期的な学習評価は、教師たちによる学習計画に反映され、より区別化されたアプローチを実現します。

KEY STAGE 3(Years 7, 8, 9=7~9年生)

 日本の小6~中2に相当する7~9年生では、能力別に混成グループを組み、専門教師による授業を進めます。幅広い内容かつバランスの取れたカリキュラムに沿って、さまざまな科目を学びます。

・英語と文学
・タイ語と数学
・科学
・情報通信技術
・歴史
・地理
・音楽
・演劇
・美術とデザイン
・フランス語
・日本語
・中国語(マンダリン)
・体育
・健康・社会教育

 7~9年生で採用するカリキュラムは、その先の10~13年生が学習するIGCSE、AS、Aレベルコースの準備として、理想的な構成、内容、指導方針が採られています。各教科の詳細については、Key Stage 3のカリキュラム冊子をご覧ください。年間トピックに関する情報は、年度初めに「年間概要」として保護者のみなさんに手紙でお知らせしています。

 学年末テストにおける子どもたちの成績は、教師による継続的な評価と組み合わされ、Key Stage 3終了時に反映されます。これは、「英語(第一言語としての英語および英文学)(第一言語としての英語および第二言語としての英語(Extended Tier)」、「第二言語としての英語(Core Tier)」、「数学(Extended TierまたはCore Tier)」の3つのグループの設定に反映されます。生徒がIGCSEに合格するための選択科目を選定する際の参考にもなります。

KEY STAGE 4 – IGCSE(10, 11年生)
国際教育資格 (ケンブリッジ大学)

 IGCSEは、10年生と11年生の全生徒が履修する2年間のプログラムです。同資格は世界中で認められており、アドバンスト・レベル、国際バカロレア、多くの職業プログラムなど、さまざまな上級レベルのコースに進学することができます。 評価は試験とコースワークとの組み合わせで決まり、そのボリュームは科目によって異なります。

 科目はコア科目(必修科目)とオプション科目に分けられます。

コア科目
・第1外国語 英語、日本語、タイ語
・第2外国語 英語、タイ語、フランス語または北京語
・数学
・体育
・個人・社会・保健教育

 体育と保健体育は試験科目ではありません。

 必修科目に加え、子どもたちは9年生終了時、以下の科目から6科目を選択します。

・生物学
・化学
・物理
・地理
・歴史
・ビジネス
・経済学
・美術とデザイン
・グラフィック・コミュニケーション
・音楽
・演劇
・体育
・コンピューターサイエンス
・情報技術
・英文学は、第一言語と文学の授業の一環として、追加オプションとして選択可
・フランス語、日本語、標準中国語も、十分な需要があればオプションとして選択可

 コースの詳細は、9年生の2学期に配布されるオプション・ブックレットに記載されています。

 11年生の終了時に、9もしくは10のIGCSEを受験します。特別な事情がない限り、これより少ない数での受験はお勧めできません。また、11年生の前にIGCSEを受験することはできません。正しい時期に受験しないと成績がどうしても下がってしまうからです。

キャリアアップ

 将来の成功に向けて計画することは重要な一つの教育論であり、子どもたちを最適に指導できるよう、努力しています。トレイルでは、進路指導で3つのアプローチを提示しています。「キャリアオプション課外活動クラブ」「ゲスト スピーカー」「インターンシップ」の3つです。子どもたちは、図書館で予約を取るかもしくは直接赴いて、大学やキャリアオプションについて、シックスフォームの責任者と話し合うことができます。

 キャリアオプション課外活動クラブ:11 年生、12 年生、13 年生を対象に毎週、キャリアオプション課外活動クラブを運営しています。同クラブでは、生徒がさまざまなアクティビティに参加して自らのチャンスを見い出し、目標に達成するために必要なことを話し合うことが勧められます。子どもたちは、役に立つ情報を探したり、さまざまな分野の専門家と交流したりするため、専門的なウェブサイトを閲覧することができます。

 多くのセッションで、チームワーク、時間管理、オープンマインド、適応力などのスキルの開発に焦点が当てられます。高学年向けには、履歴書をより良く記入できるようになるための、面接練習やワークショップが数多く用意されています。学生は、キャリアチームと一対一で話し、より個人的なアドバイスを受けることができます。

 ゲストスピーカー:さまざまな専門分野のプロフェッショナルや専門家をトレイルに招き、子どもたちが特定の分野についての見識を深め、貴重な人脈を築く機会を提供しています。これまでに、エンジニア、建築家、CEO、教育学者、企業家、国連の開発マネージャーなどにゲストスピーカーとしておこしいただきました。また、国内外の大学からも定期的にゲストスピーカーを招いています。

 インターンシップ:トレイルでは、成績が優秀な子どもたちを対象にインターンシップを実施しています。このような経験は、履歴書や大学への出願の質をより良くする上で非常に貴重です。

 6年生は、高等教育機関への進学のための計画を立て、出願を成功させることに重点を置いています。子どもたちは、英国、米国、豪州、スイス、ドイツ、オランダ、日本、香港、シンガポールなど、主な進学先国の大学による特別なプレゼンテーションやワークショップに参加する機会があります。また、科目選択、出願プロセス、志願理由書の書き方などに関する内部ワークショップに参加する機会もあります。

中等教育学校 セカンダリー・カリキュラムの本ページ(英語)

TRAILL INTERNATIONAL SCHOOL
住所:43 Soi 16 Ramkhamhaeng Road, Huamark Bangkok 10240
電話:0-2718-8779 ファクス:0-2718-8546
Eメール:enquiries@traillschool.ac.th
ウェブサイト:www.traillschool.ac.th

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