「食べてはだめだと知らなかった」タイ北部で犬を食べる騒ぎ

【タイ】タイ北部チェンライ県で犬を殺害して食べていた男(31)の存在が分かり、世間を騒がせている。男は動物虐待の容疑ですでに逮捕されている。

 この騒ぎは、犬の元飼い主と動物保護団体の「ウォッチドッグ・タイランド・ファウンデーション」が警察に訴えたことがきっかけで公になった。元飼い主から犬を譲り受けた男は、最初のうちは普通に飼っていたものの、性格が狂暴で家族に害を及ぼす心配が出てきたことで、殺害して食べてしまったという。当初は元飼い主に「ほかの人にくれてしまった」と言ってごまかしていたが、警察による取り調べで過去の数匹を含めて犬を食べたことを認めた。

 男はチェンライ県に住む山岳民族のアカ族出身で、「犬食の文化がある。殺したり食べたりしてはいけないとは知らなかった」と供述しているという。また、タイ東北部のサコンナコーン県のごく一部でも、「ベトナム系住民が多い」という理由で犬食の習慣がある。犬肉を売る露店が何店か立ち、店の人は「犬肉は精肉として他県から運ばれてくる。ここで犬を捕まえているわけではない」と説明する。

 動物虐待の罪はタイで、4万バーツ以下の罰金または2年以下の禁錮刑、もしくは双方が科せられる。

バンコク都内の野良犬 写真:newsclip

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