タクシン元首相のカタール渡航要請、刑事裁判所が却下

【タイ】タイ刑事裁判所は5月8日、タクシン・チナワット元首相の出国要請を却下した。同氏はカタールで催される予定の晩餐会に招待されており、トランプ米大統領との会談の可能性を主張したが、裁判所は個人的な渡航と判断、トランプ大統領との会談もスケジュールに組まれておらず単なる期待に過ぎないと指摘した。

 タクシン元首相は2024年6月18日、国王夫妻と王位継承者への批判を禁じた不敬罪の容疑で、タイ最高検察庁に起訴された。有罪と認められた場合、1件につき最長15年の禁錮刑が科される。現在は保釈保証金50万バーツの支払いで保釈されているが、出国は禁止されている。

 今年2月にはマレーシアとブルネイへの出国が認められたが、以降、ベトナム、カンボジア、インドネシアへの出国要請は全て却下されている。

 今回のカタール渡航は、5月14日が出国予定日だった。

タクシン元首相を不敬罪で起訴 「枢密院がクーデター」発言で

タクシン元首相 写真:プアタイ党フェイズブックより

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