野村不動産と三菱商事、ホーチミン市の大規模タウンシップ第3期開発に参画

【ベトナム】野村不動産は30日、三菱商事と共同で、ベトナムの不動産開発最大手ビンホームズがホーチミンシティで推進中の大規模タウンシップ開発「グランドパークプロジェクト」の第3期開発フェーズ(敷地面積:8万7817平方メートル、用途:分譲住宅、総戸数9674戸)に参画し、7月に最終街区の販売を開始したと発表した。2023年から2026年にかけて順次竣工し、引き渡す予定。グランドパークプロジェクトへの参画は2020年に発表した第2期開発フェーズ(総戸数1万946戸)に続く2案件目。

 グランドパークプロジェクトはビンホームズが進める全体敷地約271ヘクタールのタウンシップ開発(2026年全区画完成予定)。オフィス、住宅、スポーツ施設、商業施設、学校、病院、公園などの都市機能を充実させ、居住人口20万人が集う街を新たに創造するプロジェクトだ。ホーチミンシティ中心部から直線距離で約20キロで、道路ネットワーク整備が進む交通利便性に優れたエリアに立地する。周辺には大規模なハイテクパークや工業団地が立地し、入居企業が増えていることから、人口増加にともなう住宅需要が見込まれる。2021年に第1期の引き渡しが始まり、第2期についても2022年2月から住戸の引き渡しを開始した。第3期はビングループが手がける大型商業施設ビンコムメガモールや人工ビーチ、大型公園に近接する。

 野村不動産は2031年3月期までに海外事業への約5500億円の投資と、同期間までに海外事業による利益比率を全体の15%以上を目指す方針を掲げる。現在ベトナムで住宅、オフィス合計6物件の事業に参画し、新たに2案件への参画を予定する。参画予定案件を含む住宅総戸数は2.8万戸(野村不動産持ち分1万1292戸)で、同社の海外事業の中で最大。

画像提供、野村不動産

 

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