タイ南部で治安部隊と武装グループが戦闘

【タイ】9日未明、タイ深南部ヤラー市郊外のタイ治安部隊詰所を、約20人の武装グループが自動小銃や手榴弾などで襲撃し、約30分にわたる戦闘の末、撤退した。詰所には自警団員18人と兵士3人がいたが、けが人はなかった。

 隣県のナラティワートでは同日夜、バイクを運転中の自警団員の男性が別のバイクから銃撃され、死亡した。

 治安当局はいずれも地元のマレー系イスラム過激派の犯行とみて捜査している。

 タイ深南部(ナラティワート、パタニー、ヤラーの3県とソンクラー県の一部)は住民の大半がマレー語方言を話すイスラム教徒。こうしたマレー系住民の一部がタイからの分離独立を掲げて過激化し、タイ当局と武装闘争を続けている。2004年以降、約2万件のテロが発生し、約7300人が死亡した。

写真提供、タイ警察第9管区

写真提供、タイ警察第9管区

写真提供、タイ警察第9管区

写真提供、タイ警察第9管区

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