カンボジア軍が中国製兵器を残して後退、タイ東北部の要衝で

【タイ】タイ陸軍は12月16日、カンボジア軍に越境攻撃された東北部ウボン・ラーチャターニー県チョンボックの要衝「500高地」を奪還し、現地に残されていた中国製の兵器を大量に押収したと発表した。フェイスブックページに写真が公開されている。

 500高地の奪還は、17歩兵連隊第2大隊によって15日夜までに成功した。カンボジア軍は多数の中国製兵器と弾薬をそのままにして後退した。

 押収品は、65式82ミリ無反動砲弾、携行式対戦車ロケット弾発射の89式PF-89やPF-89B、燃料気化弾を搭載するWPF-89-1やWPF-89-2など。15日には、中国製の第5世代誘導対戦車ミサイルシステムのGAM-102LRが押収されたと、タイのメディアが報じていた。

Army Military Forceフェイスブックより

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