フィリピンのタンカー転覆事故、日本が国際緊急援助隊・専門家チーム派遣

【フィリピン】フィリピンのミンドロ島沖で2月28日、小型タンカー「プリンセス・エンプレス」が転覆し、積載されていた燃料油やディーゼル油が流出した事故で、日本政府は8日、フィリピン政府の要請を受け、油防除の助言を行う国際緊急援助隊・専門家チームをフィリピンに派遣することを決めた。

 現場周辺の東ミンドロ州を始めとする沿岸部では、漁業活動が禁止され、漁村やマングローブ林への油の漂着が確認されるなど、約6万5000人の周辺住民の生活に影響が出ている。現場では日本の海上保安庁から能力向上支援を受けてきたフィリピン沿岸警備隊が中心となり油防除作業を行っている。

 派遣する専門家チームは在フィリピン日本大使館、海上保安庁、国際協力機構の職員計8人で構成され、被害状況の調査を支援するとともに、現行の油防除作業に対して指導、助言を行う。

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