バンコク・バンスー駅の駅名表示変更、世論反発で一時中止

【タイ】タイの公共放送タイPBSなどによると、タイ国鉄(SRT)はワチラロンコン国王の命名により「クルンテープアピワット・セントラルターミナル」に改名されたバンスー中央駅(バンコク)の駅名表示とロゴの変更工事をいったん中止する。

昨年末に地場建設会社のユニーク・エンジニアリング・アンド・コンストラクションに3300万バーツで発注したが、「無駄な出費」、「契約額が高すぎる」などと世論が強く反発。契約に至った経緯や契約内容の検証を運輸省が開始したほか、汚職取締委員会も調査に乗り出した。こうした状況を受け、SRTは1月9日、ユニークに工事の一時中止を指示した。

クルンテープアピワット・セントラルターミナルはSRTの在来線のほか、都市鉄道ブルーライン(地下鉄MRT)、レッドラインなどが乗り入れるバンコクの鉄道交通の新たな要衝。将来的にはバンコクと東北部ナコンラチャシマを結ぶ高速鉄道、バンコク北郊のドンムアン空港と東郊のスワンナプーム空港、タイ東部ウタパオ空港を結ぶ東部高速鉄道なども乗り入れる。

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