プラユット首相、新党に正式参加

【タイ】プラユット首相兼国防相(元タイ陸軍司令官、68)は1月9日、側近らが設立した新党ルワムタイサーンチャート党がバンコク都内のクイーンシリキット・ナショナルコンベンションセンターで開いた決起集会に参加し、同党の党員になった。

プラユット首相はこれまで、与党第1党で親軍王党派のパランプラチャーラット党の支持を受けてきたが、同党の党員ではなかった。来年5月までに行われる議会下院(定数500、任期4年)選挙では、事実上自前の政党であるルワムタイサーンチャート党から首相を目指すとみられる。

決起集会にはプラユット首相のほか、ドーン副首相兼外相、タナコン首相府相、アサウィン前バンコク都知事らが出席した。

ルワムタイサーンチャート党にはパランプラチャーラット党、与党第3党で保守系の民主党などから保守王党派の政治家が流れ込んでいる。最近の政党支持率調査で、与党陣営はタクシン元首相派、民主派の野党陣営に大きく水をあけられており、保守王党派の票をルワムタイサーンチャート党、パランプラチャーラット党などが奪い合う構図になると、選挙での劣勢がさらに強まりそうだ。

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