【タイ】タイのエネルギー政策運営委員会(CEPA)が、軽油の工場出荷価格を1リットルあたり2.40バーツ引き下げる措置を承認した。期間は7月24日から8月15日まで。
中東情勢の悪化を背景に原油価格が乱高下する中、国内の燃料価格上昇を抑制するのが狙い。北海ブレント原油は紅海でのタンカー攻撃などを受け、およそ2カ月ぶりに1バレル100ドルを上回った。
CEPAによると、今回の措置は国内6カ所の製油所の利益38億9000万バーツ(195億円相当)を活用し、製油マージンの一部を価格調整に回す。工場出荷価格の引き下げは小売価格の即時の値下げに直結しないものの、今後の値上がりを抑える効果があるとしている。
タイでは石油燃料基金が小売価格の平準化に用いられており、工場出荷価格と基金の運用が組み合わさって最終的な店頭価格が決まる。CEPAは、原油相場が急変した際に迅速に対応できる体制を維持すると説明している。


























