タイ中部でフランス人逮捕、国際投資詐欺の主犯格 被害総額2億ユーロ

【タイ】タイ警察入国管理局は6月21日、国際投資詐欺の主犯格とされるフランス人の男(33)を、中部ペッチャブリー県チャアム郡の高級ヴィラで身柄を確保したと発表した。男はフランス、トルコ、国際刑事警察機構(ICPO)から指名手配されていた。

 入管の捜査班によると、男は仲間5人とともに2022年にデジタル金融企業を設立し、アラブ首長国連邦ドバイの大手金融機関と関係があると偽って信用を装い、主にフランス在住のトルコ人を中心に、ベルギー、スイス、ニュージーランドなどの居住者に投資を勧誘。2万〜30万ユーロを出資させて月15%や年5倍など不自然な高利回りや、新規会員を紹介した際のボーナスをうたって資金を集めていた。手口は典型的なポンジ・スキームで、被害者は世界各国で900人以上、被害総額は2億ユーロ(350億円相当)に上るとみられる。

 捜査班は20日15時ごろ、ビーチリゾートのチャアムの高級ヴィラに容疑者が潜伏しているとの情報をつかんで現地を急襲。パスポートの提示を求めて本人確認を行い、指名手配されていた本人であると判断してその場で拘束した。

写真:POLICE News Varieties

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