対米関税、タイは36%と変わらず 交渉は8月上旬まで可能か

【タイ・米国ほか】タイの複数メディアが伝えるところによると、米政府は7月7日(現地時間)、タイからの輸入品の関税を当初の発表どおり36%に定めることを明らかにした。8月1日からの適用だが、同月上旬まで交渉は可能だろうと伝えられる。

 アセアン諸国では、マレーシア25%、インドネシア32%、カンボジア36%、ラオスおよびミャンマー40%などとなっている。交渉に臨んているピチャイ・ジュンハワーチラ副首相兼財務相は6日、「タイにとってのベストは10%。それ以上でも20%を超えなければ妥協は可能」と発言していた。

●対米関税、タイは「8年で貿易収支均衡」を提案

ピチャイ副首相 写真:タイ首相府

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