タイ政府、5月31日の「Bangkok Pride 2026」参加呼びかけ 2030年は「World Pride」

【タイ】政府は、5月31日に開催される「Bangkok Pride Festival 2026」への参加を国民に呼びかけている。今年のテーマは「Patch the World with Pride(世界を誇りでつなぐ)」で、タイが「World Pride 2030」の開催地を目指すうえで重要な節目となる。

 パッダーラット・トーンサルアイコーン政府副報道官は、「今年のパレードは、高架鉄道(BTS)チョンノンシー駅前を出発し、シーロム通り、ラマ1世通り、国立競技場へと続く5キロの大規模行進となる」と紹介。チョンノンシー駅前の会場ではタイ東北部の伝統文化も披露され、ハイライトとして伝説的な民族音楽の楽団も登場するという。

 社会開発人間安全保障省が民間団体と連携し、ジェンダー平等の推進や関連事業を支援してきたと説明。同省は今年、全国でのプライド関連イベントの拡大に加え、運営団体の「Bangkok Pride」と協力して「Pride City Network」構築に向けた覚書(MOU)を国内58県と締結。「World Pride 2030」誘致に向けた体制整備を進めている。

 こうした取り組みは、タイが多様な旅行者・観光客やLGBTQ+コミュニティを全国規模で受け入れる準備が整っていることを示すもので、人権の促進と「レインボー経済」への長期的な波及効果を期待している。政府が一貫して人権・多様性・平等を重視し、各方面の協力を得て2025年1月23日に同性婚を合法化する2024年改正民商法(第24版)が施行されたことにも触れた。

ワンバンコクが多様性を祝うランイベント「One Bangkok One Pride One Run 2026」開催

 

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