ソンクラーン期間中の長距離バス、国営運行会社が大幅増便へ

【タイ】運輸省傘下で長距離バスを運営する国営トランスポート社(ボーコーソー)は、ソンクラーン(タイ正月)連休に合わせ、全国路線で1日あたり7000便を運行し、増便車両を投入して大量輸送体制を整える。期間中の利用者は1日最大18万人に達する見通しで、運賃は4月19日まで現行水準に据え置く。

 アータウィット・ラックジャムルーン社長は4月1日の関係機関との合同会議で、帰省や旅行による移動需要の増加に備えた運行計画を明らかにした。会議には運輸省陸運局、バンコク大量輸送公社(BMTA)、タイ国鉄(SRT)、警察などが参加した。

 対象期間は4月9日から19日までの10日間で、前年より利用者がおよそ1割増えると見込む。行きのピークとなる9~12日は1日16万~18万人が利用し、会社の直営車両と共同運行車両を合わせて7000便を運行する。帰りのピークとなる16~19日は1日12万人の利用として6000便を予定している。さらに、臨時便1200台を確保し、利用者の滞留を防ぐ。

 北部および東北部方面の夜間便(18時以降)を事前予約した利用者は9~12日に限り、国鉄バンコク中央駅(クルンテープ・アピワット)2番ゲートから乗車する。地下鉄、都市鉄道、路線バス、タクシーでのアクセスが可能で、モーチット2の混雑緩和を図る。乗車場所はチケット記載内容を確認し、出発の1時間前には到着するよう呼びかけている。当日購入の臨時便は、モーチット2の1~17番乗り場から5時~24時に出発する。鉄道や路線バスとの乗り継ぎ体制も強化する。

 安全対策として、陸運局と連携して全車両と運転手に対する事前点検・健康診断を実施。長距離路線では2人乗務を徹底し、最高速度は法定の時速90キロ以下とするなど、安全基準の順守を徹底する。警察は主要ターミナル周辺で交通整理を行い、運転手へのアルコール・薬物検査や幹線道路での車両検査も実施する。

写真:レスキュー隊「1677(ร่วมด้วยช่วยกัน)」フェイスブックより

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