バンコク都庁、ウィークエンドマーケット周辺など露店の整理を強化 清掃と衛生管理を徹底

【タイ】バンコク都庁(BMA)は5月9日午前、 地元住民および旅行者・観光客でにぎわうチャトゥチャック区やバーンスー区など計4カ所で、露店(路上販売)の管理状況を確認した。チャッカパン・ピウガーム副都知事はじめ都庁都市整備局の幹部が点検した。

 チャトゥチャック区のカムペーンペット3通りでは露店72店が午前5時から午後4時まで営業、チャトゥチャック市場(ウィークエンドマーケット)側では衣料品、雑貨、飲料など、反対側の公園側では料理や飲料などを販売している。金曜夕方から日曜夕方にかけては飲食店が歩道で調理をし、客席を設置するケースもある。

 今年3月の点検では、販売区画や客席のはみ出し、油汚れの放置、排水の不適切処理などが確認されていた。都は区役所と連携して区画内での営業、テーブルやイスの整理、営業終了後の器具の撤去、調理場所の清掃、残飯や油脂の放置禁止、排水は店舗のグリーストラップ(油水分離槽)に流すことなどを指導。今回の再点検では、多くの店舗が改善に協力していることが確認されたという。

 チャトゥチャック区には現在2カ所の販売区域があり、計112店が営業。区は2024年に1カ所、2025年に2カ所の販売区域を廃止している。

 一方、バーンスー区の4カ所では、歩道上に屋台や手押し車を並べ、午前6時から午後10時まで営業する店舗が多く、惣菜、果物、コーヒー、花などを販売している。今年2月の点検では、建物内の店舗が商品を道路側に並べるケースや、区画を超えた陳列、横断歩道付近での営業、無許可の店舗が歩道を占拠する事例が確認されていた。

 都庁は区役所に対し、登録済みの店舗かどうかの確認、1店舗1区画の原則の徹底、建物外への商品陳列禁止、区画の縮小、横断歩道や出入口周辺の確保、散在する屋台の集約、区画線の明確化、営業終了後の器具撤去と清掃の徹底を指示。今回の点検では概ね改善が進んでいるものの、一部で片付けを怠る店舗が残っており、都庁は引き続き指導を行っていく。また、正規の市場前に空き区画が存在することから、歩道上で営業する店舗に市場内への移転を促す。

 バーンスー区には現在8カ所の販売区域があり、計281店が営業している。区は2024年に1カ所、2025年に3カ所の販売区域を廃止した。

写真:バンコク都庁(BMA)

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