【タイ】バンコク都内のチャオプラヤー川で9月14日午後6時45分前、係留中の旅客ボートから出火した。隣接する2隻に燃え移ったが、死傷者はなかった。
火災が起きたのは、商業施設「アジアティーク・ザ・リバーフロント」隣接のワット・ラーチャシンコーン桟橋。つながれていた旅客ボートから出火し、通報から数分後に消防およびレスキュー隊が到着したが、ほかの2隻のボートに燃え移って計3隻が炎上した。2隻はロープが切れ、川の中央で燃えたまま漂流した。
消防は午後7時25分に3隻の火を消し止め、流れ出た油に泡消火薬剤を投入して拡散を防いだという。死傷者はなく、流出した油による汚染も報告されていない。警察と消防が出火原因を調べるとしている。
チャオプラヤー川に係留されたボートが燃える事故は5月にも発生しており、今年に入って2回目。
写真:Fire & Rescur Thailand