パタヤのホテル顧客情報を不正利用し金銭を詐取 欧州籍の男を逮捕

【タイ】タイ警察サイバー犯罪捜査課(CCID)は4月29日、東部ビーチリゾートのパッタヤー(パタヤ)市の有名ホテルのシステムに不正侵入し、宿泊客の個人情報を盗み取って偽の請求メッセージを送って金銭をだまし取っていたとし、フィンランドとスウェーデンの二重国籍を持つ男(42)を逮捕したと発表した。

 男はホテルのデータベースに不正アクセスし、宿泊客の情報を入手。ホテル幹部を名乗る偽のメールアカウントや偽サイトを作成し、「ホテル備品を破損した」と虚偽の請求を送りつけ、金銭を振り込ませていた。ホテルから「不正アクセスされて情報を悪用された」との通報を受け、警察が捜査を開始。ログ、通信経路、偽アカウントなどのデジタル証拠を追跡して容疑者のパタヤ近郊の住所を特定し、4月24日の家宅捜索で男の身柄を確保した。

 警察はデスクトップ型パソコン、ノートパソコン、外付けハードディスク、SSD、ルーター、スマホなど25点の電子機器を押収。スマホを解析したところ、フォレンジックツール(解析アプリ)を用いてホテルのデータを解読していた形跡が確認された。

 被害者数や被害額については捜査が続いており、警察は「過去に同様の請求を受けた旅行者は、ホテルに事実確認を行い、警察に届け出てほしい」と呼びかけている。

写真:ตำรวจไซเบอร์ – บช.สอท.フェイスブックより

関連記事

トピック

ページ上部へ戻る