タイ初のエムポックス重症型感染確認
- 2024/8/22
- タイ社会
【タイ】タイ保健省は21日、アフリカのエムポックス(サル痘)感染地域に滞在後、今月14日にタイに入国し、15日にエムポックスとみられる症状を発症して入院したヨーロッパ人男性(66)について、重症化しやすい「クレード1b」のエムポックスウイルスに感染していることを確認したと発表した。タイで「クレード1」感染者が確認されたのは初めて。
エムポックスのクレード1はコンゴ民主共和国などアフリカで感染が拡大し、世界保健機関(WHO)が今月14日、「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態(PHEIC)」を宣言した。