中古車売買を装い女性を襲撃 元妻の金銭要求トラブルが発端 タイ南部で

【タイ】タイ警察中央捜査局(CIB)は4月23日、南部クラビー県で中古車の売却を装って女性を襲撃して現金を奪い取った容疑で、男女8人を逮捕したと発表した。被害者の夫の元妻(55)が、過去に金銭を要求して拒否されたことへの報復とみられる。

 警察によると、元妻の女は2024年に横領事件で南部プーケット県内の刑務所に服役。出所後に「関係を終わらせる」ことを条件とし、夫に50万バーツ(250万円相当)を要求した。しかし夫が応じなかったため、女は仲間とともに犯行を計画したという。

 事件は1月12日、クラビー県アオルック郡内のガソリンスタンドで発生。中古車の買い取りを副業とする被害者の女性が、元妻の仲間の男(52)から車の売却を打診され、指定されたガソリンスタンドを訪れた。被害者が25万バーツの支払いを済ませた直後、警官を名乗る男(58)と共犯の男(59)に拉致されそうになり、抵抗して逃げ延びたものの、現金12万バーツと携帯電話2台を強奪された。被害者は地元警察に届け出たものの、捜査が一向に進まなかったため、1月30日にCIBに相談。捜査が本格的に開始された。

 4月21日、クラビー県、南部トラン県、ナコーン・シータマラート県、西部カーンジャナーブリー県などの7カ所を一斉捜索し、国内に分散していた容疑者を逮捕した。事前に役割を分担し、連絡役、運転役、暴行役、資金受取役などが明確に決められており、犯行は計画的だったという。

写真:POLICE News Varieties

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