首相にふさわしい政治家「いない」 タイ東北部での世論調査で

【タイ】タイ国立開発行政研究院(NIDA)が東北部で実施した政治動向に関する世論調査で、首相にふさわしい政治家は「いない」と考える有権者が最も多いことが分かった。調査は10月27日から30日にかけて、東北部2000人の18歳以上の有権者を対象に電話で行われ、結果が11月2日に発表された。

 首相にふさわしい人物について尋ねたところ、「いない・適任者なし」との回答が32.40%で最多となった。以下、

・アヌティン・チャーンウィーラクーン(現首相、プームジャイタイ党党首):19.70%
・ナタポン・ルアンパンヤーウット(プラチャーチョン党党首):18.55%
・チャイカセーム・ニティシリ(プアタイ党):8.80%
・アピシット・ウェーチャチーワ(民主党党首):6.10%
・スダーラット・ケーユラーパン(タイ・サーンタイ(タイ建設)党党首):4.80%
・ランシー・キティヤーンサップ(経済党党首):2.80%
・プラユット・チャンオーチャー(元首相):2.70%
・ピーラパン・サーリーラットウィパーク(ルアムタイ・サンチャート(国家団結)党党首):1.55%

と続いた。

 支持政党については、

・プラチャーチョン党:26.05%
・支持政党なし:24.65%
・プアタイ党16.85%
・プームジャイタイ党15.75%
・民主党5.55%
・ルアムタイ・サンチャート党3.45%
・タイ・サーンタイ党2.75%
・経済党2.05%

などとなった。

 NIDAは9月28日にも、全国規模で実施した同様の世論調査の結果を発表している。

タイの首相候補支持率、トップは「適任者なし」で全体の3分の1

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