【タイ】東部プラーチーンブリー県カビンブリー郡の国道304号線で4月21日午前1時20分頃、長距離バスが前方を走行中のトラックに突っ込んで炎上、乗客の7人が死亡し、20人以上がけがをした。事故原因はバスのブレーキの故障とみられる。
死亡者の中にドライバー2人が含まれているため、詳しい状況は分かっていないが、突っ込まれたトラックのドライバーは、「異様な速度でバスが近づいてきた」と話しているという。バスは東北部のノーンカーイ市から東部のラヨーン市に向かっていた。
事故現場は、日系企業が多く入居する304工業団地やカビンブリー工業団地を、304号線に沿って北上した辺りで、下り坂が続く山道。今年2月26日にはほとんど同じ場所で、乗客を乗せた大型バスが制御を失って崖に転落。8人が死亡、32人がけがをしている。タイのメディアは今回の事故を、いわゆるデジャヴ調で報じている。
写真:Fire & Rescue Thailand
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