【タイ】タイ政府は11月29日の閣議で、バンコク首都圏都市鉄道のパープルラインおよびレッドラインの運賃上限を20バーツに抑える処置を、2025年11月まで延長することを承認した。同2路線の運賃引き下げは、政権与党プアタイ党の選挙公約で、2023年10月16日に導入された。それまでの運賃はパープルライン14〜42バーツ、レッドライン16〜35バーツだった。
今回の延長により、パープルラインは2億7299万バーツ、タイ国鉄が運行するレッドラインは3535万バーツのそれぞれの損失が見込まれるという。