中等教育カリキュラム(ミドル・イヤーズ)「TRAILL INTERNATIONAL SCHOOL」

 トレイルは2021年、5年生から7年生を対象とした「中等教育カリキュラム」を導入、各方面から多大な評価をいただきました。

 当校は、子どもたちが一早く学習的アドバンテージを得られる体制を構築すべく、努力を続けてきました。開校以来の数十年に及ぶ経験をとおし、小学部から中高学部への進級の際に不安を感じるのは子どもたちの常であることを認識、解決策を模索していました。その答えが中等教育カリキュラムの導入です。

 この中等教育カリキュラムは、小学部の時点で事前学習を開始し、通常クラスより2年早く本格的な学習に取り組むよう調整され、一貫性を保ち、論理的にも完成されています。10年生からのIGCSE(国際中等教育修了証)プログラムへの進級に十分対応できる、期待を上回る成果を発揮していることを、うれしく思っています。

 同カリキュラムを導入して最初の3年間で、5年生と6年生の進級における達成度がさらに上昇しました。当校の子どもたちは、国際平均や英国平均などと比較しても、常にその年齢層で期待されるレベル以上の成績を達成してきました。当校の教育システムと指導の賜物であると誇りに思っています。

 5年生と6年生の子どもたちは、通常の小学校には備えられていない専門設備を利用することができます。中等教育カリキュラムの構成は、個々の能力を最も発揮する子どもにより高いレベルの課題を提示する一方、特定の科目に難しさを感じる子どもには集中統合された手厚いサポートを提供します。

 内容、評価方法、教育・学習の効果や方法論において、一貫性と進歩性を持たせているのが同カリキュラムで、英語、数学、理科といった経験豊かで優秀な教師陣やコーディネーターらによって指導されます。コーディネーターはセカンダリーリーダーと協力しあい、一貫性、高水準、高評価の維持に努力します。さらには、小学部の「Key Stage 1」および「Key Stage 」2の教師陣と協力し、「MYCP(移民青少年・子供プラットフォーム)」に向けた教育も手掛けます。当校全体で学習の向上と高水準の維持が保たれているのです。

 小学部からの進級は、子どもたちがリラックスして次の学習段階を迎えられなければならず、そのため全ての日課が急に変更されることはありません。各クラスは小学部から引き続き、ティーチング・アシスタントのサポートを受けることになり、休み時間や食事は小学部の子どもたちと時間を共有します。

 中等教育カリキュラムはAブロックを基本とし、子どもたちはそれぞれ指定の(個別・少人数制の)チュータールームを割り当てられます。別の教室に移動するのは、科学やICT(情報通信技術)など特別施設を要する授業のときだけです。

 5年生と6年生のESL(English as a second language、英語集中クラス)プログラムはとても優れており、子どもたちができるだけ早くESLをマスターして一般課程クラスに参加できるよう、教師は子どもたちと一丸となって取り組んでいます。当校のESLプログラムの最も優れた点は、一般課程クラスに編入された後もESLの教師らによるサポートを受けられることです。個別的で専門的なケアを常に受けることができます。

中等教育カリキュラムの子どもたちの言葉

・「自主的に勉強するようになり、みんな仲良くなった」(5年生)
・「課題はかなり難しいけれど必要なサポートを常に受けられる」(5年生)
・「先生たちが好き、クールなことを学べる」(5年生)
・「5年生に進級したことでより大人になった」(5年生)
・「ここにいるとミドル・イヤーズ(中等教育)が身近に感じられる」(6年生)
・「MFL(現代外国語)で新しい言語を学ぶことができる」(6年生)
・「6年生で一番好きなのは、授業数が多いこと、より多くの先生と親しくなれること、ミドル・イヤーズがとても身近に感じられること」(6年生)
・「ミドル・イヤーズの先生が好き、動き回るのが好き、ものごとをより整理することができるようになった」(5年生)
・「ミドル・イヤーズが好き、みんなが自主的に勉強するしフレンドリーだから」(5年生)
・「ミドル・イヤーズはとても難しいけれど、必要なときにいつでもサポートしてくれるから好き」(5年生)
・「より多くの先生に会うことができるからミドル・イヤーズが好き」(5年生)
・「ミドル・イヤーズで好きなのは、みんながフレンドリーで親切なこと、各教科を学べるのも好き」(5年生)
・「トレイルで楽しいことは、親切な仲間と先生たちといられること、皆がお互いに支え合っている」(5年生)
・「ミドル・イヤーズでは、授業によっていろいろな教室を利用するので、より自立することができる」(5年生)
・「自分の持ちものにもっと責任を持つ必要があり、それを毎日、正しく備えていることを実感している」(5年生)

中等教育カリキュラム(ミドル・イヤーズ)の本ページ(英語)

TRAILL INTERNATIONAL SCHOOL
住所:43 Soi 16 Ramkhamhaeng Road, Huamark Bangkok 10240
電話:0-2718-8779 ファクス:0-2718-8546
Eメール:enquiries@traillschool.ac.th
ウェブサイト:www.traillschool.ac.th

関連記事

トピック

  1. 豊かな自然が残る素朴な離島『チャン島』に注目の最新リゾートが登場! ディンソー リゾート &…
  2. 11月、タイでは各地でローイ・クラトン(灯籠流し)が行われます☆ …『アジアの風だより』第229…
  3. 年末年始ツアー好評受付中☆10月に入り予約確定が増加し 満室&満席コースも続々と出始めました!ご予…

要チェック!イベント&セミナー

  1. タイの税務の基礎知識①お申し込みはこちらから  法人税、源泉税(Withholding tax…
  2. タイ人マネジメントの極意 お申し込みはこちら  職場のタイ人スタッフとの関…
  3. 「 TIMELESS BEAUTY 加齢に負けない美を実現する秘訣」 バムルンラード病院・バイタ…

コラム・タイカルチャー

  1. ♀18歳 バンコク出身バンコク在住  私が中学1年生で、2泊3日の数学の合宿に参加したときの話。何…
  2. ――  詰めの甘い日本人、いろいろな被害の遭い方 ――  海外に住む日本人は同胞に対してすぐ、家族…
  3.  西部カーンチャナブリー県の「戦場にかける橋」で行われる、第2次世界大戦をテーマにしたライトアンドサ…
  4. 和名:ウナヅキヘリコニア(頷きヘリコニア) 英名:Lobster Claw 泰名:สร้อยกั…
  5.  南部最大の面積を誇る県。有史以前より人が住み、タイ湾の交易路の要所として栄え、スマトラ島で興っ…

ハロタイ企業情報検索

simlex-20240411-004
ページ上部へ戻る