【タイ・カンボジア】タイとカンボジアの両首脳は米ドナルド・トランプ大統領とそれぞれ電話会談を行い、トランプ大統領が「両国が全ての攻撃を停止することで合意した」と発言したが、国境地帯では12月13日未明の時点で砲撃とロケット弾の応酬が続き、戦闘が収まる気配はない。アヌティン・ティーラウィーラクーン首相も米国に、「タイ国民の命を守る行動を続ける」と伝えたとしており、停戦の実現には触れていない。
タイの複数メディアによると、今回の国境紛争は「数十年ぶりの緊張状態」となっている。これまでの報道では、7日から12日までにタイ側で少なくとも兵士9人および民間人3人が死亡、70人以上がけがをしている。



















