57)葉の下に咲く極小の花「コミカンソウ」

和名:コミカンソウ(小蜜柑草)
英名:Chamberbitter, Leafflower
泰名:หญ้าใต้ใบ(ヤー・タイ・バイ)

 長さ数ミリの葉の下に1~2ミリの花を咲かせている。タイ語のウィキペディアによると、「雄花=5〜7個、がく片=6枚、雄しべ=3個」といった説明があるが、極小のため肉眼での確は難しい。カメラの等倍マクロレンズを(APS-Cサイズの)1.6倍に設定して撮影しても、花の作りはよく見えない。直径2〜4ミリの実がなるらとも書かれている。

 泰名を直訳すると「葉の下の草」。タイ語のいくつかのサイトでは、ほかのハーブと一緒に湯に入れて成分を抽出し、子宮がん、発熱、利尿剤などの薬にすると説明されている。

 日常の片隅で人間の目に触れられることもなく咲く小さな花。

それなりのマクロ撮影でも大きく写らない。

極小の花が行儀よく並んでいる。

日本のコミカンソウの写真は赤い花弁が多い。

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