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【再録・タイ人あるある恐怖体験】① 飛び跳ねるクマーントーン
- 2024/9/20
- カルチャー, タイ人もあるある恐怖体験
♀24歳 バンコク出身バンコク在住
(日本人居住者も多い)スクムビット通りのソイ50に住んでいた4年ぐらい前、午前1時か2時頃、寝ようとしても寝付けずに意識があるのか夢なのか良く分からない状態で、誰かがベッドの上で飛び跳ねているような気配がして、そのうちベッドの上を回り出して、目を開けてみたらクマーントーン(クマントン、กุมารทอง)だった。
怖くなってすぐに目をつむり、「明日も仕事あるし、寝れないから遊んでないで早く帰って」と怒らずに声を出さずに語りかけると、直後に気配が消えた。怒って出て行けとか言うと、クマーントーンが怖がると言うので、なるべく優しく告げた。それっきり見ていないが、母親はよく見るという。
クマーントーン:母体の中で死んだ胎児の霊、もしくは母体から生きたまま出された胎児のミイラそのもの、もしくはそれに見立てた人形。いずれも男の子。開運や商売繁盛をもたらすとされ、クマーントーンの人形を買ってきてジュースなどを備えて「育てる」家もある。始めると途中で止められない。日本で一部のユーチューバーがタイの呪物として紹介しているが、人形に霊が宿ることはあれ、呪いの道具にはなり得ない。写真はバンコク都内の仏教寺院「ワット・トライミット」にあったクマーントーンのおみくじ機。