【タイ・日本】フォーラム参加で日本を訪問中だったマーリット・サギヤムポン外相は5月30日、岩屋毅外相と会談し、その後ワーキング・ランチを行った。日本からの報道では「包括的戦略的パートナー」としての両国関係の深化、タイでの報道では大国間の貿易摩擦、景気後退、新たな課題といったあらゆる分野での協力が、それぞれ確認されたと伝えられる。
日本とタイはこれまで、安全保障・防衛、防災、国際犯罪への対応、エネルギー・産業対話(EID)などの新たなメカニズムの創設といった分野で、戦略的協力体制を強化。今後も引き続き、高度産業人材の育成、科学技術、宇宙、脱炭素分野等の協力や社会保障協定交渉を進めていくとした。日本はまた、タイの経済協力開発機構(OECD)加盟プロセスを力強く後押しすべく支援を行っていく。
写真:タイ外務省