【タイ】米経済誌フォーブスがまとめた2023年版のタイ長者番付で、資産総額1位は食品大手ジャルーン・ポーカパン・フーズ(CPF)、タイでセブンイレブンを運営するCPオール、携帯・固定電話を手がけるトゥルーなどを展開するCPグループのジアラワノン(謝)家で340億ドルだった。
2位は人気ドリンク剤「レッドブル(クラティンデーン)」のユーウィタヤー家で334億ドル。
3位はタイのアルコール飲料最大手タイビバレッジ、不動産大手TCCランドなどを傘下に持つTCCグループの創業者、ジャルーン・シリワタナパクディー(蘇旭明)氏(79)で136億ドル。
4位は百貨店(セントラル、ロビンソン)、ホテル(センタラ)などを展開するセントラルグループのジラティワット(鄭)家で124億ドル。
5位は電力会社ガルフ・エナジー・デベロップメントの筆頭株主で最高経営責任者(CEO)のサーラット・ラタナーワディー氏(57)で113億ドルだった。
事実上国外亡命中のタクシン・チナワット元首相(73)は資産総額21億ドルで13位だった。
番付に載った50人の資産総額は約1730億ドルで、前年から15%近く増加した。タイの2022年の名目GDP(国内総生産)は4952億ドル。
【PR】過去にタイで勤務した満55歳以上の方、タイの年金が受給できます。詳しくはこちら