【タイ】タイ観光スポーツ省が、タイ国内の温泉湧出地をウェルネス観光として整備していくことで、静岡県と覚書を締結した。タイの各メディアが報じた。
同省は今後、静岡県の協力を得て、既存の温泉湧出地の整備・改良およびサービス向上、観光名所としてのモデルコース開発、温泉文化の育成などに乗り出す考え。今回の協議では、北部チェンマイ県、チェンラーイ県、メーホーンソーン県を結ぶ「ラーンナー温泉ミネラルルート」、南部ラノーン県、パンガー県、クラビー県、トラン県、サトゥーン県を結ぶ「アンダマン遺産温泉ルート」のモデルコースの開発で、原則合意に至ったという。
ほか、既存の湧出地100カ所を標準化された温泉施設として整備・改良。すでに観光地として人気の28カ所も、日本の温泉地のように開発していきたいとしている。