【タイ】ウォーラシット・リアンプラシット副内相は、南部プーケット県タラーン郡で行政当局の取締担当職員が身柄を拘束した人物から、釈放と引き換えに金銭を受け取った疑いが持たれている問題について、県当局と地方行政局に対して事実関係の早急な調査を指示した。違法行為が確認された場合は、法令や規則に基づいて厳正に対処する。
収賄疑惑は9月16日、タラーン郡を管轄する行政当局職員が、拘束した人物に対し釈放の見返りとして金銭を要求したとの訴えが公表されたことで明るみに出た。内務省はタラーン郡に対し、事案の発生経緯、関係者、職員による職務執行の適否、証拠資料などを含めて調査するよう指示。県知事にも、事実関係を明らかにするとともに、調査の進捗状況を速やかに報告するよう求めた。
報道された事案にとどまらず、県内で同様の苦情や情報提供がないか調査対象を拡大するようにも指示。タラーン郡ではすでに事実関係を調べる委員会を設置しており、17日までに調査結果を県に報告する予定だという。
ウォーラシット副内相は、「重要なのは疑惑ではなく事実に基づく結論」とした上で、違法行為が確認されれば職位にかかわらず厳正に対処するとした。不正が認められなかった場合には、その結果を公表して関係者の名誉回復と行政への信頼確保につなげる考えも示した。



























