【タイ】東部チョンブリー県でタイ人家族3人(53、50、長女18)とロシア人姉弟2人(22、17)が殺害された事件で、警察は7月31日から8月1日にかけてタイ人の男2人(40、39)を逮捕した。被害者が埋められた現場をアヌティン・チャーンウィーラクーン首相が訪れ、ロシア人に対する謝罪の意を示した。
その後の7月26日、同じバーンラムン郡でロシア人姉弟が失踪。朝4時ごろコンビニに行くといって外出したまま行方が分からなくなり、母親が28日になって失踪届を提出した。姉弟は母親とともにタイに滞在していた。バーンラムンはパッタヤー(パタヤ)市を擁する郡。
警察は2件の失踪が同一の犯行による可能性があるとみて捜査を進め、容疑者としてタイ人の男2人を割り出した。7月31日未明、2人が東部チャンタブリー県で逃走中との情報を得て広域封鎖を実施し、同日深夜から8月1日未明にかけて逮捕した。
2人は警官を騙ってタイ人家族に近づき、自動車を奪うとともに3人に手錠をかけて拘束した。ロシア人姉弟に対しても、道端にいたところをやはり警官のふりをして声をかけ、バイクを奪うために連れ去った。いずれも口封じのために殺害し、バーンラムン郡内のココナツ農園にタイ人家族を、300〜400メートル離れた森にロシア人姉弟をそれぞれ埋めた。
8月1日午後、アヌティン首相が遺体発見現場を訪れ、「外国人とタイ人が同時に犠牲となった重大事件であり、タイの治安イメージを損なった」と述べるとともに、ロシア人に対する謝罪の意を示した。同時に、全国の警察に巡回強化と捜査の徹底を指示した。
警察は、容疑者2人が同一手口で複数の殺害を繰り返した可能性があるとみて、犯行動機、共犯関係、余罪を調べている。
写真:POLICE News Varieties





























