【タイ】バンコク都庁(BMA)は、7月12日にビアホールで発生した火災事故を受け、都内の娯楽施設を一斉点検した。16日までに、安全基準を満たさない3施設に営業停止命令を出した。
今回の点検では、火災予防体制、緊急時対応、営業許可や建築物の用途規制(1979年建築管理法)への適合状況を重点的に確認している。パトゥムワン区ラマ1世通りの施設では、ライブ演奏や照明を伴う酒類提供営業を無許可で行っていたことが判明・非常口表示がなく避難経路が物品で塞がれていたため、即時の一時閉鎖が命じられた。
ラーチャテーウィー区ペッチャブリー通りの音楽演奏施設は、過去に警告を受けながら営業を継続していたため、閉鎖命令が出された。運営者には7日以内の完全閉鎖が最終期限として示された。バンコクノーイ区チャランサニットウォン通りの施設では、ライブ演奏やカラオケなどの娯楽サービスを、「保健衛生上の有害事業」に該当する状態で提供していたことが確認され、利用者の安全と公衆衛生にリスクがあるとして営業停止処分となった。
チャトゥチャック区ラープラオ通りのビアホール「Rong Beer Na Lat Phrao」で発生した火災では、17日時点で33人の死亡が確認されている。
●タイ全国の娯楽施設で安全対策を強化 30日以内に一斉点検
●バンコクのビアホール火災 出口の管理不備が焦点に
●【更新:死者30人】バンコク都内のビアホールで深夜の火災 27人死亡、63人負傷
写真:バンコク都庁(BMA)

























