ガザでタイ人労働者の遺体発見、生存が期待されていた最後の1人か

【タイ・イスラエル】イスラエルは6月7日、イスラム組織ハマスに捕らえられていたタイ人労働者のナッタポン・ピンターさん(35)の死亡が確認されたと発表した。在イスラエル・タイ大使館が遺体を速やかにタイに送還できるよう、手続きを進めている。

 イスラエル国防軍と安全保障局の合同部隊が6月6日、ガザ地区南部のラファでナッタポンさんの遺体を発見し、イスラエルに搬送した。死亡に関する正確な時期と状況は調査中だという。

 タイ外務省は2025年2月の時点で、イスラム組織ハマスが2023年10月にイスラエルを攻撃して以降、一連の紛争に巻き込まれて死亡したタイ人は46人、未だ人質の状態が続いているタイ人は3人と発表していた。当時は3人のうち少なくとも1人は生存が期待されていると報じられていたが、イスラエルは今回、「残り2人の遺体は不明」と発表していることから、ナッタポンさんは生存が期待されていた最後の1人だと思われる。

 1月30日にはタイ人の人質5人が解放され、すでに帰国している。

ガザにタイ人人質3人の可能性、少なくとも1人は生存の期待

画像:労働省雇用局がフェイスブックに投稿した哀悼の意

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